あの日、大絶賛するある俳優さんの声に惹かれて観た『ブレードランナーファイナル・カット』

その虚無的な斬新な世界観、最高に素晴らしい!

1982年に製作されたアメリカ映画『ブレードランナー』。製作25周年を記念し、リドリー・スコット監督自身が再編集した最新バージョンです。フィリップ・K・ディックの小説「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」を原作とし、2019年のロサンゼルスを舞台に、アンドロイドと賞金稼ぎ・デッカードの攻防が繰り広げられます。出演はハリソン・フォード他。'82年の作品ですが、東洋と西洋の文化が入り乱れカオスと化した未来都市ロサンゼルスの卓越した近未来描写は、当時としては非常に魅力的で、自らもその世界に溶け込んでゆくかのよう。フィルム・ノワール調で綴られてゆくその世界は、後のSF映画に大きな影響を与えたといわれる名作です。

ラストシーンの緊迫した中で、レプリカントが語る言葉に、涙がとめどなくあふれました。機械じゃなくて、それは人間なんだと。なんだかそれは生きている私たちにの一生をとらえたかのような、リドリー・スコット監督の哲学が、私には伝わってきました。最高傑作です☆

ブレードランナー ファイナル・カット (2枚組) [Blu-ray]

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ブレードランナー ファイナル・カット スペシャル・エディション (2枚組) [DVD]

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『ブレード・ランナー ファイナル・カット』製作25周年記念エディション [HD DVD]

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メイキング・オブ・ブレードランナー ファイナル・カット

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