観ることができてよかったです『象の背中』
『 象の背中 』
死期を悟った象は群れから離れ、ひっそりと最期を迎える場所を探して旅立つというが、
果たして人間にそんな潔い真似ができるだろうか。役所広司演じる主人公は苦悩の末、
「死ぬまで生きる」決意をし、大切な人たちに見守られて逝く事を選ぶ。
末期の肺ガンで余命半年と宣告された男が、残された時間でこれまで出会った人々と
再会しようとするこの映画。公開時もとても気になっていたのですが、
こうして昨夜TVでの放映で観ることができてよかったです。秋元康さんが手がけた初の長編小説をもとに、
死を目前にした一人の男の赤裸々な思いを描いたもので、死を真正面からとらえており、何度も涙がこぼれました。
どのシーンもとてもよかったのですが、12年ぶりに会った兄と、二人でスイカを食べながら、
「強がっているけど、本当は死ぬのが怖いんだ」と言って主人公が泣くシーンは、ひときわせつなかったです。
こういった映画を観るたびに思います。だから今を大事に生きなくては。
今を大切に。まわりの人たちを大切に。
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