■☆★☆素晴らしい!魂の歌声 〜 リアム・オ・メンリィ
有楽町国際フォーラムにて昨夜行われた
「スウェル・シーズン」の再来日公演
来日のツアーレポートはこちらに
http://blog.goo.ne.jp/plankton-staff/c/c5eb63e39dc5aa30757582b48e9e8902
はじめの40分ほどは、ゲストの リアム・オ・メンリィ Liam O'Maonlai によるライヴでした
映画を観るときと同様に、先入観を持たないためにと事前情報を入れることなく訪れた私は、
今こうして初めて、彼がどういう人なのか、理解しようとしている次第で。
リアム・オ・メンリィは、アイルランドのカリスマ的シンガーです。
U2のボノに見いだされ、88年にホットハウス・フラワーズのフロントマンとしてデビュー。
アイリッシュ・ミュージックとソウル/R&Bを融合させた、白人離れしたソウルフルなヴォーカルが評判となり、
世界中で人気を獲得。バンド活動の傍ら、ソロでも活動。ロックのみならず多数のトラッド・ミュージシャンとも共演しています。
今年、2001年のFuji Rockに「ホットハウス・フラワーズ」で出演して以来、8年ぶりの来日公演を行う。
最新アルバムは、スウェル・シーズンのグレンとマルケタに誘われチェコで録音した、
全編ピアノ弾き語りのソロ・アルバム『to be touched〜リアムの魂』。
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そう、それはまさに魂の歌声でした。
すくっとステージ中央に立った彼から繰り広げられる
大きくて、深くて、穏やかで、優しくて、厳かで、尊くて、宇宙に存在する
ありとあらゆる静寂を引き寄せてしまうような歌声にすっかり魅了されました
聖人のようなオーラや呪術的なヴォーカルがうねる曲や、
ボーランというアイルランドの民族打楽器など、
私にとっては、初めての音楽ばかりで、本当に興味深く、
スピリチュアルな雰囲気に包まれ、とても素晴らしかったです☆
リアムの歌声を聴いていると、その言葉の意味はわからなくても、
なんだか豊かな大地や恵まれた自然にあふれ、脈々とつづくアイルランドの歴史を感じさせ、目の前に描いてくれました。
祈りと孤高、そんな言葉がリアムにはふさわしいように思いました。
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