■超話題!★☆★アチョー!映画『チョコレート・ファイター』


日本でもヒットしたアクション映画『マッハ!』のプラッチャヤー・ピンゲーオ監督が

さらなる「リアルペイン(真の痛み)」を追求しノースタント、ノーワイヤー、ノーCGで挑んだ本作。

主演のタイの新人女優の“ジージャー”ことヤーニン・ウィサミタナンは4年にもわたって訓練して、
ここまで凄いアクションが出来るというのは本当に素晴らしかったです。
プラッチャヤー・ピンゲーオ監督の得意のムエタイにカンフーの要素も採り入れ、
神技レベルのアクション演出の数々で圧倒しています。

そしてジージャーの父親役を演じるのは、阿部寛さん



阿部ちゃんのアクションもラブシーンも観たのは初めて♪

そうそう、日本版はナレーションも特別に阿部ちゃんが務めているのです。

ぜーんぶ、とってもカッコよかったです!

ますますファンになりました☆☆☆

映画の中で阿部ちゃんの髪の長さについてちょっと気になっていたのですが、こういった事情があったそうで。

「辰吉選手と戦ったタイのチャンピオン(“オーシリモンコン”)やオランダの女性チャンピオン(ソーミア)や韓国の女性チャンピオン(イム・スジョン)など(いずれも本物のムエタイ選手)にボコボコにされるというシーンも撮ったが結局使わない事になり、ソード(刀)・アクションで撮り直したいと言われて1年後にもう一度撮影に行きました。
(映画をみて)気づいた方はいるかも知れませんが、髪の毛が短かったのに、急に伸びているんです(笑)」

思いっきり当てられて鼻血が出たり腫れたりと本当に大変だったそうです。


「日本ならば1日で撮影し終えるような場面を、タイでは1週間かけてじっくり撮るほど」とのことで、
高クオリティーの作品が生まれるというこだわりがあります。

完成度の高い、リアルな映像は芸術的です☆☆☆☆☆

最後のエンドロールのところでNG集・メイキングが映りますが、
ここを見るとCGなしのリアルファイトでアクションシーンを撮るのがどれだけ大変かがよくわかると思います。

パーン、パーンともの凄い勢いで蹴りがひとつひとつ決まる度に、体の中から沸き起こる高揚感。


映画『チョコレート・ファイター

http://www.chocolatefighter.com/

もう一度、観たいです☆

映画館を出ると「アチャー!!」と叫んで電信柱に向ってハイキックやまわし蹴りをしたくなる

私の中では今年度のベスト10に入るくらい、凄い映画でした!



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